不動産を担保に融資してもらうのに、貸出金利が高いのはなぜ?

たしかに「不動産を担保にローンを組んだのに貸出金利が高すぎる」という論理はあります。

なぜそうなるのか、理由をザックリお話ししましょう。

◇融資の度に赤字を出ししていたら倒産。

不動産を担保にしたローンは、銀行に取ってみれば金融商品ですから、それで利益を出す必要があります。

預貯金金利のほうが不動産を担保にした貸出金利より高ければ、利用者には有利ですが銀行は破産してしまいます。

しかし高いといっても法律で上限が決められているので、一定以上の金利を付けることはできません。

常識的に考えても5%台~20%を切るくらいまでの間で、だいたい18%台が普通の商品。

不動産を担保にした融資であれば、それよりは低い貸出金利です。

◇ゼロ金利政策の日本ではドル箱商品。

現在の日本では、景気を良くして経済の成長率を高めるためにゼロ金利政策が継続されています。

そうなると銀行は高い金利で企業などに運転資金を貸し出せなくなるので、銀行の収入が減り経営自体が危うくなります。

そうした状況の中で、不動産を担保にした融資や無担保ローンなどは平気で5%、10%といった貸出金利を付けられるので銀行にとってはドル箱です。

いまや銀行の収益の50%以上がこうした融資の貸出金利による収入となっているところもあります。

◇不動産を担保にローンを組んだのだから貸出金利はもっと安くてもいいはず、というのは借りる側の一方的な論理です。

不動産を担保に融資を実行した場合、銀行やノンバンクは担保権があったとしてもリスクは背負います。

債務不履行になって不動産を競売にかけても、安値でしか落札されないというリスクです。

万が一債務不履行になった場合は、任意売却という手もあります。

【競売を免れる任意売却とは?】・・・https://dot.asahi.com/aera/2017032900083.html

満額が担保できないのでそのリスク分も加味されています。

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